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Step2(プロ)講座-Phrase TMS(旧Memsource)を使用した翻訳と課題の提出方法
現在、翻訳業界では翻訳支援ツール(CAT)を使用した翻訳作業がスタンダートとなっており、翻訳のお仕事をする上で翻訳支援ツールを使いこなせることは必須のスキルとなっています。
学習段階から翻訳支援ツールを使用した翻訳作業に慣れていただくため、当センターでは、Step2(プロ)講座(課題206~220)受講の際にPhrase TMSを使用して課題の翻訳を行うことを推奨しています。
Phrase TMSはクラウド型の翻訳支援ツールで、翻訳作業の効率化などさまざまな利点があることから、翻訳業界で広く活用されています。
Phrase TMS利用の際には、受講生ごとに当センターから専用のアカウントを発行しますので、実際に翻訳のお仕事をする際と同じ環境で翻訳作業が可能です。受講生の費用負担はありません。Step2講座の受講生でPhrase TMSの利用を希望する方は当センター宛にメールにてご連絡ください。

以下はStep2講座の翻訳課題をPhrase TMSで翻訳する手順を解説した案内動画です。Step2講座の受講生は、配布資料とあわせて参考にご覧ください。

※2022年9月より、Memsourceの製品名が「Phrase TMS」に変更となりました。手順動画はMemsourceを使用しているため、メニュー名や配置が現状とは少し異なっております。
よくある質問
Phrase TMSとは何ですか?
Phrase TMSとはクラウド型の翻訳支援ツールで、翻訳作業をより効率的に行うために使用するソフトです。翻訳支援ツール(Computer Assisted Translation)は、その頭文字をとって、略してよくCATツールやCATと呼ばれます。Phrase TMSもCATの1つです。Phrase TMSの基本的な機能として、翻訳メモリ・用語集の活用、機械翻訳エンジンとの連携、QAチェック、翻訳管理システムといったものがあります。
2つの文章(セグメント)を1文にまとめて翻訳する際はどうしたらよいですか?
原文A、Bを訳文Cにまとめて翻訳する場合は、原文Aの訳文欄にCを入力し、原文Bの訳文欄にはスペースを1つ入れて訳文を確定してください。翻訳完了後に、ダウンロードした訳文からスペースを削除してください。 原文AとBのセグメントを結合して翻訳を行うことも可能ですが、実際の案件では上記の対応が基本となっています。
主なQAチェック項目について教えてください。
課題を翻訳する際によくあるQAチェック項目は以下になります。
  • ・未確定セグメント(Not confirmed segment):セグメントが確定されていない。→セグメントを確定します。
  • ・原文が不一致(Inconsistent source):異なる原文に対して、同一の訳文が他のセグメントに存在する。→内容を確認し、必要であれば修正し、修正が不要であればignoreします。
  • ・訳文が不一致(Inconsistent target):同一の原文に対して、異なる訳文が他のセグメントに存在する。→内容を確認し、必要であれば修正し、修正が不要であればignoreします。
  • ・数字の不一致(Missing number):原文と訳文で数字が異なる。→内容を確認し、必要であれば修正し、修正が不要であればignoreします。
  • ・先頭と末尾のスペース(Leading and trailing spaces):訳文の先頭または末尾にスペースが挿入されている。→スペースを削除して確定します。

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