異文化の3F

異文化の3F

異文化の3F

異文化理解の講座で、何を伝えようかな?話したいことはたくさんあるけど…
私たちは、学校から異文化理解の出前講座を依頼されることが多くありますし、異文化理解の講師手配や育成もしています。
何を話したらよい?
まずは、いわゆる「異文化の3F」と呼ばれるものが頭をよぎります。
つまり、Food, Fashion, Festival。この国や地域では、このようなものを食べて、このような服を着て、こんなお祭りがありますよ…
異文化の理解を進めるにはもってこいの材料です。
私たちも小学生向けには3Fのお話をすることが多いのですが、一方で、学習者の思考が「へぇ~そうなんだ」で終わってしまっては勿体ないとも思うのです。伝える側も、特に中高生が対象の場合は3Fで満足してはいけないとも。
いつか、どこかで、欲を言えば在学中に、「3F」を入口に学習者がそれぞれの気づきや疑問に出会ってくれることを願い、その種まきをしたいものです。

でも現実は…
中高生は非常に忙しい。宿題や定期テスト、進路のことで親とケンカ、バイトに恋愛、LINEは即返信、部活で疲れても帰宅後はYouTubeやインスタ。異文化理解どころではないのかも。涙